
开発ストーリー 04
従来の「ホルナビ」に、アームレバー操作だけで设计面に沿った施工ができる「整地アシスト机能」や、设计面を伤つけることなく施工できる「掘り过ぎ防止机能」を追加。熟练者のノウハウを、谁もがすぐに享受できるマシンコントロールシステム




ホルナビ+笔尝鲍厂の「3Dマシンコントロール」は、バックホウの生産性をさらにアップするシステム
建设现场における人材不足を补うために、国土交通省は滨颁罢(情报通信技术)を活用した「情报化施工」の推进を提唱している。これに呼応するかたちでコベルコは2015年、测量位置情报をもとにディスプレー表示とアラームで、ショベルの掘削作业をナビゲートするマシンガイダンスシステムである「ホルナビ」を世に送り出した。
そして今回、3次元(3D)マシンコントロール「ホルナビ+笔尝鲍厂」を発表。これは、アームレバーによる操作のみで、高い熟練度を要するショベルの複合的な動きを正確に再現するシステムだ。設計面に沿って正確な施工ができるため、初心者でもベテラン並みの生産性と仕上がり精度を実現。現場に大きな福音をもたらすものとして、注目を浴びている。
そもそも「情报化施工」の考え方は、高齢化が进む熟练者の技术を継承しながら、少人数で従来以上の効率と精度で仕事をこなそうというものだ。例えば法面の整形など、ショベルを使ってスムーズな面を筑くには、高いスキルが必要で、厳しい精度が现场では求められる。今回のプロジェクトを牵引した上村佑介はこう语る。
そこでコベルコは、世界有数の测量机器メーカであるトリンブル社と协働。相互に强みを持ち寄り、この思想の実现を目指した。
具体的な开発は16年8月にスタート。トリンブル社の开発部队とのスクラムのもと、広岛とニュージーランドで同时に进行した。両社のエキスパート同士の固い连携により、翌17年3月にはニュージーランドで実机検証を実施。5月には量产のための部品手配を开始するというハードなスケジュールを、见事にクリアしていった。
人手不足に悩む欧州で作业効率向上の切り札として広く普及しているチルトローテータ
上村とともにニュージーランドへと出向いてプロジェクトを进めた小嶋裕树は、「エンジニアとしての热意が、文化や言语の壁を越えた」と语る。
小嶋
実机の改造工程では、言叶では伝えにくいニュアンスなども、私たちが配线や配管の工事を実演して伝えることで理解を深めていきました。「优れた製品を生み出そう」という技术者魂が相互に共鸣し合った実感がありました
また品質保証部の沼沢大は、現場ノウハウの再現を追求するために、ユーザ目線によるチェックを重ねた点も、「ホルナビ+笔尝鲍厂」の精度アップを加速させたと強調する。
沼沢
私たちは、20年以上の现场経験を持つ熟练オペレータに试乗してもらい、その感想を开発に反映しています。というのも、构造や刚性、机构といったメーカ侧の视点とともに、使い胜手や実戦的なスペック要件など、市场侧からの视点も重要视しているからです
そのなかで、レバー操作と実际の动作までのレスポンスや、各部が动く速度などの最适値を探っていった。例えば、単纯な动作速度だけなら、いくらでも机械的に速くできる。しかし、実际の作业中に最も作业効率が上がる速度は、施工现场を熟知したオペレータにしか分からない。そこでさらに、全国のさまざまな现场で活跃するお客様にもモニタ评価を依頼した。
上村
滨颁罢建机の活用経験がある方はもちろん、活用経験がないお客様、また豊富な経験を持つベテランから新人オペレータの方まで、可能な限り広范な方々に乗っていただき、公正な意见の収集に努めました
アームレバー操作だけで、设计面に沿った施工が実现。
习得までに多くの経験を要する「ブーム」「アーム」「バケット」の复合操作を半自动化することで、
谁でも熟练オペレータ并みの生产性と精度を実现する
试乗后のアンケートでは、「作业スピードに惊いた」「思った通りの动きが実现する」などの高评価も多く、「新人の即戦力化はもとより、ベテランが乗ることでさらに机能が発挥でき、现下の仕事の生产性が向上する」といった意见も寄せられた。
电子制御の専门家として本プロジェクトに参加した五头直纪は、トリンブル社やコベルコ建机社内、オペレータからの要望を取りまとめ、具体的な机能を具现化させることに注力した。
五头
例えば、操作レバーを入れてから作动するまでのレスポンス感や各动作の速度など、熟练オペレータが実际に操作した际のデータを分析し、それらを谁もがマシン上で再现できるシステムをソフトウェアで実现しました
今回のプロジェクトでは、试作机ができる以前の构想段阶から、製造部门の人材もプロジェクトに参加している。开発の上流工程から工场サイドの意见を反映することで、下流工程における无用な手戻りを廃するためだ。その结果、量产体制の确立の早期化を実现している。
太平洋をまたぎ、開発主導者以外の知見を取り入れながら完成した「ホルナビ+笔尝鲍厂」は、現場が抱える人材確保や技術の継承問題への新たなソリューションとして、大きく貢献できるはずだ。
※掲载内容は発行当时(2018年1月)の情报です。
上村
高度な熟練技術を必要とする「ブーム」「アーム」「バケット」が連動した複合動作を、レバー操作だけで実現しようというのが「ホルナビ+笔尝鲍厂」の基本思想です。つまり、熟練者の匠の技をマシンのアシストによる容易な操作で再現しようということです